AFPとFP2級の関係と認定までの流れ

不動産

※本記事は広告・PRを含み、アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。商品の紹介は執筆者の見解に基づいています。

「FP2級を取りたいけど、AFPとの違いがよくわからない」「どちらを先に取ればいいの?」——そんな疑問を持ちながら、資格取得への第一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

実は、AFPとFP2級はまったく別々に取得するものではなく、セットで取り組むことで効率的に進められる資格です。この記事では、2つの資格の違いと関係性、そして認定までの具体的な流れをわかりやすく解説します。


この記事でわかること

  • AFPとFP2級それぞれの資格の位置づけと違い
  • AFP認定研修を活用したFP2級受験資格の取得方法
  • AFP認定までの手順と費用感

本記事の内容は一例であり、理解度や学習環境によって成果には個人差があります。


AFPとFP2級は別物?まず2つの資格の違いを整理する

FP(ファイナンシャル・プランナー)関連の資格には、大きく分けて「国家資格」と「民間資格」があります。

FP2級(2級FP技能士)は、国家資格です。日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が実施する技能検定に合格することで取得できます。働く上での公的な証明として、金融機関や不動産業界などで広く認知されています。

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)は、日本FP協会が認定する民間資格です。FP2級と同程度の知識水準とされており、取得後も継続教育が求められる「プロとして学び続ける資格」という位置づけです。

項目 FP2級(2級FP技能士) AFP
資格の種類 国家資格(技能士) 民間資格(日本FP協会認定)
認定機関 日本FP協会・きんざい 日本FP協会
取得方法 学科・実技試験に合格 FP2級合格+AFP認定研修修了+登録
継続更新 不要(一度取得で生涯有効) 2年ごとに継続教育(15単位)が必要
主な活用シーン 就職・転職・履歴書の資格欄 FP業務・日本FP協会ネットワーク活用

2つの資格は独立しているように見えますが、実際には「AFP認定研修の修了」がFP2級の受験資格を満たす要件のひとつになっているため、多くの社会人がセットで取り組んでいます。


AFP認定研修がFP2級取得の鍵になる理由

FP2級を受験するには、いずれかの受験資格を満たす必要があります。

主な受験資格は以下のとおりです。

  • FP3級技能検定に合格していること
  • AFP認定研修を修了していること(日本FP協会認定のもの)
  • FP業務に関する2年以上の実務経験があること

この中で特に注目したいのが「AFP認定研修の修了」です。FP3級を持っていない方、実務経験が2年未満の方でも、AFP認定研修を修了するだけでFP2級の受験資格が得られます

AFP認定研修では、以下の6つの専門分野を体系的に学習します。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理(保険)
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング(税金)
  • 不動産
  • 相続・事業承継

さらに、研修の総仕上げとして提案書(ファイナンシャルプラン)の作成・提出が求められます。これがAFP認定研修の最大の特徴であり、単に知識をインプットするだけでなく、実際のプランニング能力を養える設計になっています。

筆者の知人でも「FP3級は持っていないが、AFP認定研修対応の通信講座に申し込んでFP2級を受験した」というケースがありました。「研修の提案書作成が大変だったけれど、それをこなしたことで本番の試験にもつながった」と振り返っていたのが印象的でした。


AFP認定までの具体的なステップ

AFP資格を取得するまでの流れを順番に整理すると、次のようになります。

ステップ1:AFP認定研修に対応した講座を受講・修了する

AFP認定研修に対応している通信講座に申し込み、カリキュラムを修了します。修了の証明として提案書を作成・提出し、合格判定を受けることが必要です。

主な対応講座の費用感(参考値・各社公式情報をもとに整理)は以下のとおりです。

講座名 費用(税込)
フォーサイト(2級学科対策・AFP認定研修対象) 57,800円〜
ユーキャン 66,000円
ヒューマンアカデミー通信講座(FP2級+AFP) 75,900円
LEC東京リーガルマインド(2級FP・AFP養成講座) 74,800円

※費用は変動する場合があります。受講前に各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

FP2級の学習をしながら同時にAFP認定研修も進められる点が、対応講座を選ぶ大きなメリットです。

ステップ2:FP2級技能検定を受験・合格する

AFP認定研修を修了したら、FP2級技能検定に申し込んで受験します。試験は学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

2025年4月からFP2級・3級の試験はCBT(Computer Based Testing)方式に完全移行しました。全国のテストセンターで希望の日時を選んで受験できるため、忙しい社会人でもスケジュールを組みやすくなっています。

受験料は次のとおりです(出典:日本FP協会公式サイト)。

  • 学科試験:5,700円
  • 実技試験:6,000円

合格基準は、学科試験が60点満点中36点以上(正答率60%以上)、実技試験(日本FP協会実施)が100点満点中60点以上です(出典:日本FP協会公式サイト)。

参考として、日本FP協会が実施した2025年10月〜2026年2月の試験の合格率は、学科試験が47.18%、実技試験が56.47%でした(出典:日本FP協会公式サイト)。きんざい実施の同期間では、学科試験が24.07%、実技試験が51.74%でした(出典:きんざい公式サイト)。

試験を受ける際は、受験申込時点での法令基準日を確認することが重要です。2026年6月以降の試験では法令基準日が2026年4月1日となるなど、出題範囲に影響する場合があります。教材選びの際も最新の法改正に対応したものを選んでみてください。

ステップ3:日本FP協会に入会・AFP登録申請を行う

FP2級に合格したら、日本FP協会に入会してAFP資格の登録申請を行います。

登録にかかる費用は以下のとおりです(出典:日本FP協会公式サイト)。

  • 入会金:10,000円(非課税)
  • 年会費:12,000円(非課税)

登録が完了すると、晴れてAFP資格者として活動できるようになります。AFP資格は2年ごとに継続教育(15単位の取得)が求められ、最新知識をアップデートし続ける仕組みが整っています。


日本FP協会ときんざい、どちらで受験すべき?

FP2級は日本FP協会ときんざいのどちらでも受験できますが、実技試験の科目が異なります。

実施団体 実技試験の科目
日本FP協会 資産設計提案業務(1種類)
きんざい 個人資産相談業務/中小事業主資産相談業務/生保顧客資産相談業務/損保顧客資産相談業務(4種類から1つ選択)

AFP取得を目指す場合は、日本FP協会での受験がシンプルでわかりやすいとされています。AFP認定研修の提案書作成で身につけた「資産設計提案業務」の考え方と、日本FP協会の実技試験の出題傾向が親和性が高いからです。

一方で、銀行や保険会社などに勤務している方は、業務に直結するきんざいの科目(個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務など)を選ぶほうが学習内容と実務がリンクしやすいという見方もあります。自分のキャリアに合わせて選んでみてください。


主要通信講座の比較とおすすめの選び方

AFP認定研修対応の通信講座を選ぶ際は、以下の点を確認することをおすすめします。

  • AFP認定研修に正式対応しているか(提案書の提出・審査まで含まれるか)
  • 学科・実技両方の対策ができるか
  • CBT方式の試験に対応した最新教材か
  • サポート体制(質問対応、添削指導など)は充実しているか

🎓 アガルート FP講座
公式講座 / 詳細・受講料は公式サイトをご確認ください
講座ページを見る →
は、FP2級の合格実績を公式に公表しており、学習サポートが充実している点が評価されています。

🎓 オンスク FP講座
公式講座 / 詳細・受講料は公式サイトをご確認ください
講座ページを見る →
は、月額制でFP2級の講義動画を視聴できるため、まず学習の雰囲気をつかみたい方に向いているサービスのひとつです。ただし、AFP認定研修対応かどうかは各サービスの公式サイトで必ず確認してください。

🎓 クレアール FP講座
公式講座 / 詳細・受講料は公式サイトをご確認ください
講座ページを見る →
は、FP2級・AFP講座を提供しており、講師との双方向サポートを重視した学習スタイルが特徴とされています。

書籍での学習を補強したい方には、体系的なテキストを活用する方法もあります。

📖 2025-2026年版 みんなが欲しかった! FPの教科書2級・AFP
滝澤 ななみ / TAC出版
1,980円 / 楽天ブックス / ★4.9(11件)
商品ページを見る →
は、図解が多く視覚的に理解しやすいテキストとして選ばれる傾向があります。過去問演習には
📖 2025-2026年版 みんなが欲しかった! FPの問題集2級・AFP
滝澤 ななみ / TAC出版
1,980円 / 楽天ブックス / ★4.83(7件)
商品ページを見る →
と組み合わせて活用するとよいでしょう。


AFP登録後に広がる活用の可能性

AFPを取得した後のメリットについても整理しておきます。

  • 日本FP協会のFPネットワークへの参加:セミナーや研修に参加でき、最新の金融・税務情報をアップデートできます。
  • CFP資格へのステップアップ:AFP取得後は、より上位の国際資格であるCFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)の取得を目指せます。
  • 継続教育による専門性の維持:2年ごとに継続教育が求められるため、学習習慣が自然と身につきます。

「FP2級だけ取って満足」で終わらず、AFPとして登録・活動することで、FPとしての専門性を対外的に示し続けられる点は大きなメリットといえます。


まとめ|まず「AFP認定研修対応の講座選び」から始めてみよう

AFPとFP2級の関係と、認定までの流れをまとめます。

  1. AFP認定研修を修了する(FP2級受験資格を取得しながら、実践的なプランニング力を養う)
  2. FP2級技能検定(学科・実技)を受験・合格する(CBT方式で自分のペースでスケジュールを立てられる)
  3. 日本FP協会へ入会・AFP登録申請を行う(入会金10,000円・年会費12,000円)

このステップを踏むことで、国家資格(FP2級)と民間資格(AFP)の両方を取得できます。

まず取り組むべきことは、AFP認定研修に対応した通信講座を選ぶことです。各社の公式サイトで最新の費用・カリキュラムを確認した上で、自分の学習スタイルに合った講座を探してみてください。


免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定のサービスを推奨するものではありません。試験制度・受験料・合格基準・各社講座の費用は変更される場合があります。受験申し込みの前に、日本FP協会・きんざいの公式サイトおよび各通信講座の公式ページで最新情報をご確認ください。本記事の内容は一例であり、理解度や学習環境によって成果には個人差があります。


※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク経由で購入しても読者に追加費用は発生しません。