簿記2級とビジネス会計検定、どっちを先に?違いと目的別の選び方

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結論を先に。 どちらを先にするかは「目的」で決まります。経理・会計の仕事で評価される資格がほしい/将来は税理士を目指すなら、王道の日商簿記から。まず財務諸表を読めるようになりたい・投資やビジネス教養として会計に触れたい初学者なら、入りやすいビジネス会計検定3級から始めるのがおすすめです。

両者は「学ぶ向き」が違います。簿記は財務諸表を「作る」側ビジネス会計検定は完成した財務諸表を「読む・分析する」側。ここを押さえると、自分に必要なのはどちらかが見えてきます。

注:以下の勉強時間・合格率はいずれも一般的な目安であり、合格を保証するものではありません。実際は学習開始時の知識や教材によって変わります。

そもそも何が違う?「作る」簿記と「読む」会計検定

  • 日商簿記(日本商工会議所):仕訳から決算書までを自分で「作る」スキルを学びます。経理・会計の実務に直結し、就職・転職での知名度・評価が高い王道資格です。
  • ビジネス会計検定(大阪商工会議所):すでに完成した財務諸表を「読み解く」力を学びます。経理以外でも、財務諸表を見る機会がある人(営業・企画・投資など)に役立ちます。

簿記で「作り方」を、会計検定で「読み方」を学ぶ——という関係なので、両方の知識は補い合います。実際、ビジネス会計検定2級の受験者には簿記の学習経験者が多いと言われます。

比較表:簿記2級 / ビジネス会計検定3級・2級

項目 日商簿記2級 ビジネス会計検定3級 ビジネス会計検定2級
主催 日本商工会議所 大阪商工会議所 大阪商工会議所
学ぶ向き 財務諸表を「作る」 財務諸表を「読む」基礎 「読む」応用(連結・損益分岐点分析)
出題形式 計算・記述あり マークシート マークシート
合格率の目安 約20%前後 約50〜60% 約40%
勉強時間の目安 約250〜350時間 約50〜100時間 約100〜200時間
向いている人 経理実務・資格評価・税理士の土台 会計の入口・投資/分析の教養・初学者 簿記/3級の知識を分析に活かしたい人

ポイントは難易度差です。日商簿記2級は合格率20%前後と難度が高めなのに対し、ビジネス会計検定3級は合格率が高く入りやすい。「まず達成感を得て会計に慣れたい」なら会計検定3級、「腰を据えて評価される資格を取りたい」なら簿記、という選び方ができます。

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どっちを先に? 2問診断であなたの最短ルート

目的と今の知識から、始めるのに向いている方を表示します。

2問でわかる「どっちを先に?」診断

目的と今の知識を選ぶと、簿記・ビジネス会計検定のどちらから始めるのがよいかの目安を表示します。最終的な選択はご自身の状況に合わせてください。

Q1. いちばん近い目的は?
Q2. 今の会計・簿記の知識は?
Q1・Q2 を選ぶと、おすすめの順番が表示されます。

※ 診断は一般的な目安に基づく簡易的なものです。合格や就職・転職を保証するものではありません。

迷ったときの考え方はシンプルです。「評価される資格・経理実務」が軸なら簿記、「読む力・教養・まず一歩」が軸なら会計検定3級。会計がまったく初めてなら、合格率の高い会計検定3級で全体像をつかんでから簿記に進む、という順番も挫折しにくい選択肢です。

税理士を目指すなら?

税理士試験の必須科目である簿記論・財務諸表論は、簿記の知識が土台になります。将来税理士を視野に入れているなら、まずは日商簿記(3級→2級)で「作る」力を固めるのが王道です。ビジネス会計検定は直接の前提ではありませんが、会計を読む力として役立ちます。

簿記の学習講座を検討する場合は、公式サイトで講座内容・料金・対応範囲をご確認ください。資料請求から始める方法もあります。

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税理士試験そのものの勉強量を知りたい方は、科目別の目安をまとめたこちらをどうぞ。

👉 関連記事:税理士試験 科目別の勉強時間【簿記論・財務諸表論・税法】

独学か通信講座かを検討する段階なら、講座の料金・対応科目の比較も参考になります。

👉 関連記事:税理士の通信講座を料金・対応科目で比較する

会計の入口としてビジネス会計検定3級を選ぶ場合は、勉強時間と進め方をこちらで詳しく解説しています。

👉 関連記事:ビジネス会計検定3級の勉強時間と進め方

よくある質問(FAQ)

Q. 簿記2級とビジネス会計検定2級、難しいのはどっち? A. 一般的には日商簿記2級のほうが難度が高めとされます(合格率20%前後)。ビジネス会計検定2級はマークシート式で、簿記の知識があると取り組みやすいと言われます。

Q. 両方取る意味はありますか? A. あります。簿記で「作る」、会計検定で「読む」を学ぶと、財務諸表の理解が立体的になります。順番としては簿記→会計検定、または会計検定3級→簿記のどちらもあり得ます。

Q. 会計の知識ゼロですが、いきなり簿記2級は無謀ですか? A. ゼロからなら簿記3級で基礎を作ってから2級に進むのが一般的です。あるいは合格率の高いビジネス会計検定3級で会計に親しんでから簿記に入る人もいます。

Q. 就職・転職で評価されやすいのは? A. 知名度・実務直結という点では日商簿記が王道です。ビジネス会計検定は「財務諸表を読める」ことのアピールとして、職種によって活きてきます。


このページについて

本記事は、公開されている各種の解説・公式情報をもとに、簿記とビジネス会計検定の違いと選び方を情報整理したものです。数値は目安であり、合格・就職を保証するものではありません。最新の試験要項は、日商簿記検定ビジネス会計検定試験の各公式サイトでご確認ください。

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主な参照:各資格情報サイトの公開データ(日商簿記2級=合格率約20%前後・勉強時間目安約250〜350時間/ビジネス会計検定3級=合格率約50〜60%・約50〜100時間/同2級=合格率約40%・約100〜200時間)。

最終更新:2026年6月 編集:ちゃびー(情報整理担当)