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この記事でわかること
- 情報セキュリティマネジメント試験とITパスポート試験の具体的な違い
- 社会人がどちらの資格を優先すべきかの判断基準
- 効率よく学習を進めるための通信講座の選び方
本記事の内容は一例であり、理解度や学習環境によって成果には個人差があります。
「ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、どちらを先に取ればいい?」——資格取得を考えはじめた社会人の方から、こういった相談をよく耳にします。どちらも情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験であり、IT関連の知識を問う試験である点は共通していますが、その性質や難易度、キャリアへの活かし方はかなり異なります。
この記事では、両試験の違いを正確に把握したうえで、自分に合った選択ができるよう、試験概要・学習方法・講座情報まで幅広く解説します。
ITパスポートとはどんな試験か
ITパスポート試験(略称:IP)は、「IT を利活用するすべての社会人が備えておくべき基礎的な知識」を問う国家試験です。経営、マーケティング、プロジェクト管理、セキュリティなど幅広い分野をカバーしており、特定の職種に限らず、あらゆるビジネスパーソンのIT教養を証明するものとして位置づけられています。
試験はCBT方式(Computer Based Testing)で実施されており、年間を通じて全国の試験会場で受験できる通年試験です。試験時間は120分、100問の四肢択一式で、受験料は7,500円(税込)です(出典:IPA 公式サイト「ITパスポート試験」)。
2024年4月以降は、生成AIに関する出題項目が追加されたことも注目点のひとつです。最新のシラバスに対応した学習が求められます(出典:IPA 公式発表 2023年8月)。
ITパスポートが向いている方の特徴:
– IT業界外で働いており、IT基礎知識を体系的に身につけたい方
– これからIT資格の取得を検討しはじめた入門者
– 社内のDX推進や業務効率化に関わりはじめた方
– 就職活動・転職活動でITリテラシーをアピールしたい方
情報セキュリティマネジメントとはどんな試験か
情報セキュリティマネジメント試験(略称:SG)は、情報セキュリティ管理に特化した国家試験です。セキュリティポリシーの策定から、リスクアセスメント、インシデント対応、法令・ガイドラインへの準拠まで、情報セキュリティマネジメント全般にわたる実践的な知識を問います。
SGも2023年4月からCBT方式による通年試験に移行しており、自分のペースで受験スケジュールを立てやすくなりました(出典:IPA 公式発表 2023年4月)。試験時間は120分で、受験料は7,500円(税込)です(出典:IPA 公式サイト「情報セキュリティマネジメント試験」)。
情報セキュリティマネジメントが向いている方の特徴:
– 情報システム部門や情報セキュリティ担当として働いている方
– ITパスポートを取得済みで、次のステップを探している方
– 組織のセキュリティ管理責任者を目指している方
– ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に関わる業務に就いている方
2つの試験を6項目で徹底比較
両試験の主な違いを一覧でまとめると、選択の判断がしやすくなります。
| 比較項目 | ITパスポート(IP) | 情報セキュリティマネジメント(SG) |
|---|---|---|
| 主催機関 | IPA(情報処理推進機構) | IPA(情報処理推進機構) |
| 試験形式 | CBT方式・通年受験 | CBT方式・通年受験 |
| 試験時間 | 120分 | 120分 |
| 出題範囲 | IT全般(経営・技術・セキュリティ等) | 情報セキュリティ管理に特化 |
| 難易度 | 入門〜基礎 | 基礎〜応用 |
| 受験料 | 7,500円(税込) | 7,500円(税込) |
※難易度はIPAが定める試験レベルに基づく位置づけです(出典:IPA「試験区分一覧」)。
なお、令和5年度(2023年度)の合格率について、SCOUTの調査では情報セキュリティマネジメントが約50.6%、ITパスポートが約51.6%という数字が挙げられていますが、IPAの公式発表として確認が取れていないため、参考値として受け止めてください。最新の合格率データはIPA公式サイトでご確認ください。
どちらを先に受けるべき?シーン別の選び方
「どちらから取ればよいかわからない」という方のために、シーン別の判断基準をご紹介します。
IT知識がほぼゼロの状態から始める方
ITパスポートから始めることをおすすめします。ITパスポートはIT全般の基礎知識を網羅しており、情報セキュリティの基礎もカバーしています。その後、セキュリティ分野をさらに深掘りしたいと感じたときに、情報セキュリティマネジメントへ進む流れが取り組みやすい傾向にあります。
情報セキュリティ部門に配属された・転職を考えている方
情報セキュリティマネジメントを優先して検討してください。実務との親和性が高く、組織のセキュリティ担当としての専門性を示すうえで有用な試験とされています。IT基礎知識に不安がある場合は、ITパスポートのテキストを並行して参照しながら学習するスタイルも活用できます。
両方取得することを視野に入れている方
ITパスポート → 情報セキュリティマネジメントの順番で進めることが一般的に取り組みやすいと言われています。ITパスポートで獲得した基礎知識が、情報セキュリティマネジメントの学習でも活きる場面が多くあります。
社会人が学習を進めるうえでのポイント
社会人にとって最大の課題は、仕事と学習の両立です。以下のポイントを参考にしてみてください。
学習計画を立てる際の参考事項:
– 学習期間は個人差があるため、まずは試験日から逆算してスケジュールを立ててみてください
– 学習環境・経験によって取り組み方は異なります。過去の実務経験がある方はすでに知識が備わっている項目もあるため、自分の強みと弱みを把握することが大切です
– 両試験ともCBT方式のため、学習が一定水準に達したと感じたタイミングで受験日を設定できます
学習方法のアドバイス:
– 過去問演習を繰り返すことが対策として効果的とされています。特に情報セキュリティマネジメントでは、セキュリティ事例を読み解く問題が多いため、実務経験と結びつけながら読む習慣が役立ちます
– テキストを読んで理解した後、問題集で確認するというサイクルを繰り返すことが定着につながりやすい傾向にあります
– スキマ時間の活用が重要です。通勤時間や昼休みなど、細切れの時間にスマートフォンで問題演習できる学習ツールを活用してみてください
テキスト選びのヒント:
試験対策テキストとして定番とされているものを選ぶ際は、最新のシラバスに対応しているかどうかを確認しましょう。特にITパスポートは2024年度から生成AIに関する出題が加わっているため、購入前に版・年度の確認が必要です。
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通信講座で効率よく学ぶ選択肢
独学が難しいと感じる方には、通信講座の活用も選択肢のひとつです。スキマ時間に動画や問題集を組み合わせて学べるサービスが充実しています。
以下に主要な通信講座をまとめました(価格は各社公式サイトをご確認ください。変更になる場合があります)。
| サービス名 | ITパスポート講座 | 情報セキュリティマネジメント講座 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ユーキャン | あり | あり | 図解・イラスト豊富なテキストで初心者でも取り組みやすい |
| スタディング | あり | あり | 動画講義中心・スマホ完結型・価格が比較的抑えめ |
| オンスク | あり | – | 月額制でコスパ重視の方に向いている傾向 |
比較表の価格については各社の公式ページでご確認ください。キャンペーン等による変動があります。
スマートフォンを使ったスキマ学習を重視したい方には、
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のような月額制サービスも検討してみてください。動画講義とミニテストを組み合わせて、通勤中でも学習を続けやすい設計になっているサービスが増えています。
体験から見えた、合格への実際の道のり
以前、子育てをしながら情報セキュリティマネジメントを受験した方の体験談を聞く機会がありました。その方は「試験が通年CBT化されてから、育休明けのタイミングを自分で選べるようになったのが本当に助かった」とおっしゃっていました。
以前は年2回の定期試験だったため、仕事の繁忙期や家庭の都合と重なると受験そのものを見送るしかなかったそうですが、CBT方式への移行後は「学習が仕上がったと感じた週に予約を入れられる」と語ってくれました。
また、「ITパスポートのテキストで基礎を固めてから情報セキュリティマネジメントに進んだことで、セキュリティ用語の前提理解がすでにあった。ゼロから始めるよりも取り組みやすかった」というコメントも印象的でした。
独学で進める場合でも、学習ログをつけておくと「今日は何を学んだか」が見えて継続のモチベーションになるとのこと。手帳やスプレッドシートを使った学習記録が役立ったそうです。
セキュリティ分野の学習が本格的になってきたと感じたら、
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のような講座の資料請求をしてみるのも、自分の学習の現在地を確認するきっかけになるかもしれません。
まとめ|次のアクション
情報セキュリティマネジメントとITパスポートは、どちらも社会人のITスキル向上に役立つ資格ですが、その目的と守備範囲は異なります。
| こんな方に | おすすめの方向性 |
|---|---|
| IT知識を基礎から身につけたい | ITパスポートから始める |
| セキュリティ専門職・担当を目指している | 情報セキュリティマネジメントを優先 |
| 段階的に両方取りたい | IT パスポート → 情報セキュリティマネジメントの順番 |
まずは以下のステップから動いてみてください。
- IPA公式サイトでシラバスを確認する(最新の出題範囲を確認できます)
- 模擬試験や過去問集で現状の実力を測る(どの分野が弱いか把握する)
- 学習スタイルに合った方法を選ぶ(独学・通信講座・市販テキストなど)
- 試験日を先に決めてしまう(ゴールを設定することで学習が続きやすくなります)
資格取得はゴールではなく、学び直しのスタートラインのひとつです。この記事が、一歩目を踏み出すための参考になれば幸いです。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定のサービスを推奨するものではありません。試験制度・シラバス・料金等の情報は変更になる場合があります。受験に際しては、必ずIPA公式サイト(https://www.ipa.go.jp/)の最新情報をご確認ください。本記事の内容は一例であり、理解度や学習環境によって成果には個人差があります。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク経由で購入しても読者に追加費用は発生しません。

